新製品WD Fusion発表に関わるCTOのQ&A

弊社CTOのJaganeによるWD FusionのQ&Aを紹介します。

Q1: WANdisco Fusionを簡単にいうと何?

一貫したトランザクションの複製を可能とするエンジンを核にした技術により、異なるタイプのストレージをシームレスに統合する。

ビジネス、ITが直面する数多くの問題に答え、ビックデータイニシアティブから企業が、より多くのものを得られるように設計されている。

何が最もよいかと言えば、全てのデータセンタが同時にアクティブな状態である事。つまりどのセンタに対してでもリード・ライトが可能。この結果、バックアップとかスタンバイ用途で、アイドルになってしまうハードウエアは不要になる。

Q2:どのようなビジネスの問題を解決できるのか?

2つの重要な新しい機能を提供する。一つ目はデータセンタが世界のどこにあろうと複数データセンタ間のデータの一貫性を保障すること。

これにより異なるタイプのストレージを単一Hadoopシステムに統合することが可能となる。WD Fusionを使えば、あるデータセンタではPivotal、他ではHortonworks、さらに別のデータセンタではEMC Isilonを使っていても問題なく、全てを同一に扱える。

Q3:異なるストレージシステム間でデータ複製する必要性は?

答えは簡単。ストレージに詳しい人ならそれぞれのストレージシステムがどんなに違うかを知っている。ストレージシステムはアプリケーションに依存した強みを各々持っている。

しかしながら、データの同期を取ることはとても難しい。Fusionがデータの一貫性を保障して、この問題を解決する。

Q4:それは将来のHadoop展開にどう係わってくるか?

企業のシステム更新手順に於いてFusionは重要な要素になると考える。アプリケーションの稼働を損なうことなく、また更新終了後の大量データのコピーも不要となり、データセンタ毎に、順次、更新することでHadoopインフラ全体を更新することが出来る。

これにより、Hadoopベンダーとアプリケーションベンダーの両方が協調してシステム更改をスムーズに行えるようになる。

Q5:ストレージレベルの複製の方がFusionより効率的では?

ショートアンサーはNO。ストレージレベルではファイルシステムが許容する遅延の限界が問題になってくる。現実的には距離の離れた、例えばWAN環境では使えない。

ストレージレベルではFusionと同様な機能は実現できない。LANレベルでは使えるが本来のWAN環境では使えない。

Fusionを使えば、異なるシステム、例えばNFSとHadoopを統合することもできる。これにより個々のストレージシステムの強みと能力を十二分に引き出すことができる。私自身、こんなエキサイティングで革新的なプロジェクトは初めてだ。

Q6:WD Fusionはどのようにして生まれたのか?

顧客のデータセンタを訪れた時に彼らの直面している課題が分かった。多様なストレージ環境が必要なことに気付くのに長い時間は必要なかった。

顧客は各々のアプリケーションと相性が良い多様なストレージが存在することに気付いていた。さらにそうしたやり方を好んでいた。複数のデータセンタでストレージタイプを一つに統一することは望んでおらず、各々の強みを発揮出来るようにしたいと考えている。

その時点で異なるシステム間でデータの一貫性を保つような製品のアイデアが浮かんだ。その結果がWD Fusion:データの一貫性を保つ完全なトランザクションベースの複製エンジンである。一度、設定すれば、以降、データが矛盾ないかのチェックで悩むことはなくなる。

Hadoop環境での使用効率100%、異なるストレージ環境でのデータ一貫性がこの製品を考え始めた時に思い描いたビジョンである。

Q7:あなたはHadoopの仕事をここ10年している。その目からみてWD Fusionは破壊的な技術になると思うか?

実際には15年以上、ストレージ業界で働いている。共有ストレージシステムを長く携わり、その後Hadoopに関わった。WD Fusionはストレージインフラの使い方に革命を起こす大きな可能性を持っている。正直言ってこんなにエキサイティングなプロジェクトは経験したことがない。

Hadoopエコシステム充実に伴い、異なるストレージを統合する仮想ストレージシステムのニーズが出てくると考えていた。

複数のデータセンタを跨がってHadoopを動かす努力は多くの場合、うまく行っていない。WANdiscoが初めて、複数データセンタのHadoopデータの一貫性保障を可能にした。

これが何故エキサイティングなのかといえば、Hadoopを世界中に散らばったデータセンタ間で使えるものに変えるからだ。Hadoopの創始者が当初は考えていなかったようなことが、突然、実現出来るようになったことになる。Fusionが何故、エキサイティングなのかの理由である。

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WD FusionのDatasheetは以下を参照ください。

Datasheet-WD-Fusion-A4-WEB April2015

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